最近、朝に髪をセットしている時や洗顔後に鏡を見て、白髪に気づき憂鬱になった事ってありませんか?

そうなんです、私も特に40代半ば以降から白髪や薄毛に悩まされる事が多くなりました。
そこでひとつ「白髪が増えてくると薄毛になりやすいのか?」と疑問が沸いてきたのです。
この記事では白髪や薄毛の原因やケア方法、またそれぞれの関係性について説明していきます。
「白髪と薄毛」の原因と因果関係
白髪と薄毛の原因と関連性
髪の色は毛根にあるメラノサイトという色素細胞がつくるメラニンによって髪の色がつくのですが、
加齢やストレス、遺伝などが原因となりメラノサイトがメラニンを作れなくなり、白髪が増えてしまうと言われています。
いっぽう、薄毛の方ですが女性の髪にとって欠かせない女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が加齢によって減少し、毛根の働きが弱まりやすくなります。
エストロゲンは髪の成長期を支えていて、髪のハリやコシ、ツヤを保つ働きをしている女性ホルモンなのですが、分泌が減ってしまうと成長のサイクルが短くなり、髪が細く抜けやすくなっちゃうんですね。
さて、それでは「白髪」と「薄毛」の関連性についてはどうでしょうか?
関連性はある、ないとネット上ではいろんな情報が交錯してますが、実際に調べてみると直接的な因果関係ははないようです。
ただ、栄養の偏り、ストレス、加齢など「共通する要因」はあるので予防、改善のためにしっかりとした対策が必要になるので今日から実践していきましょう!
注意!白髪染めが薄毛を進行させることも?
白髪が目立ち始めると、多くの女性が白髪染めを取り入れていると思います。

髪の印象って若々しい見た目に影響する大事な要素でもあります。そんな思いもあり、白髪染めを使っている女性も多いと思いますが、注意も必要です。
白髪染め自体、直接「薄毛」の原因になることはないので過度に心配する事はありませんが、繰り返しの染色は頭皮にとって少なからず負担になってしまうのです。
染料やアルカリ剤が毛穴周りの皮膚を刺激して、炎症を起こすと毛根環境が悪化。すると、新しく生える髪が弱くなり、抜け毛や細毛の原因になることもあるんです。
もしお使いの白髪染めが自分に頭皮や髪に合わないと感じたらいったん使用をやめてみて、皮膚科に行って医師に相談する事も必要だと思います。
白髪染めは個人や使う頻度にもよりますが毛根が弱ったり、髪の毛が細くなる事もあると言う可能性もあると言う事を理解することも大事です。
最近では頭皮にやさしい「ノンジアミン系」や「トリートメント染め」もあるので、髪と頭皮の両方をいたわりながら使う方法もいいかもしれませんね。
白髪と薄毛を防ぐための3つの方法
毎日の頭皮マッサージで血流アップ
頭皮を優しくほぐすことで、毛根に酸素と栄養が届きやすくなります。
私自身も、シャンプーをする時や寝る前に2〜3分、指の腹で“耳の上から頭頂部にかけて”ゆっくりマッサージをするように心がけています。

最初は面倒でも、数週間続けると「髪が立ち上がってきたかも?」と感じる方も多いんです。
栄養バランスを意識した食事
白髪や薄毛を同時にケアするには、髪を作る栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

- たんぱく質(大豆・魚・卵)
- 亜鉛(ナッツ・牡蠣)
- 鉄(レバー・ほうれん草)
- ビタミンB群(赤身肉・玄米)
これらを意識することで、髪の強さや色素の働きを内側から支えられます。
頭皮に合ったケアアイテムを選ぶ
加齢によって皮脂バランスが乱れやすい50代の頭皮は、乾燥しやすくなっています。
乾燥した頭皮は血行不良を招き、白髪や抜け毛のリスクを高める原因にもなります。
頭皮のうるおいを守るタイプのシャンプーや、低刺激の女性向け育毛剤などを取り入れることで、日々のケアがぐっと効果的になります。
心と体のバランスも大切に
白髪や薄毛の悩みは、見た目の問題だけでなく「気持ちの落ち込み」にもつながりやすいものですよね。
私も更年期に差しかかったころ、白髪や抜け毛が増えるたびに鏡を見るのが憂うつだった時期がありましたが、頭皮ケアを習慣にしていくうちに、髪だけでなく気分まで前向きになっていったんです。
髪は「心の健康」を映す鏡でもあります。焦らず、自分のペースで整えていきましょう!
まとめ|白髪と薄毛、同じ根を持つ“髪のエイジング現象”
白髪と薄毛は、どちらも「頭皮のエイジング」から始まります。
加齢・血行不良・栄養不足・ストレス、この4つが重なることで、髪は同時に色とボリュームを失っていきます。
髪を若々しく保つためには、今日からの小さな習慣がいちばんの近道です。
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